株の初心者に向けたゲーム関連株ブログ~カーブル相場記~

6年で200万を1000万にした弱小トレーダーのうんちく(ゲーセク)

投資初心者が読むべき本

こんにちはカーブルです。

今日は投資を始めるにあたって初心者が読むべき本を僕なりに紹介したいと思います。

 

入門書は何でもよい


本当に完全なる初心者で右も左もわからないのならば、とりあえず1冊は「これから始める株の買い方」みたいな入門書を読んでみましょう。証券口座の開きかたから、注文の仕方、最低限の投資用語などを学んでください。BNF氏も確か最初はそのような本を読んだとどこかで見たような気がします。野球で言えば、最低限のルール、名称などを解説するような本ですから、はっきり言ってどの本を選んでも大丈夫だと思います。

 

おそらくおおかたの初心者の方が「これから始める株の買い方」みたいな本を読んで株式市場に飛び込むのですが、全然勝てないと思います。そしてテクニカル分析について書かれた少し難易度の高い本を読み始めると思います。頭にいろんな知識が入りますが、だいたい知識が入りすぎてその後も負けます。私もそうでした。

 

f:id:kabre:20190607105901j:plain

 

230億円稼いだ男の本


私が初心者の方に入門書の後に是非是非オススメする本は、cis氏の「一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学」です。この本は2018年末に出版されたのですが、僕が相場を始めるときに読みたかったなぁと思わされました。まさかとは思いますが「え?cis?誰?」となったかたはいらっしゃらないでしょうね?もし知らなかったとしたら遅かれ早かれ退場することなるので、投資に使おうとしているお金で遊んだほうがいいです。プロ野球とは言わなくても、甲子園を目指す球児がイチロー選手を知らないなんてことはないですから。

この本の良いところは、cis氏のテクニカル的な話や難しい相場解説などが書かれているのではなく、彼の思考、哲学について書かれているところです。そもそも手法が書いてあったとしても、読者は彼ではないのでその手法を完全に再現するとこは到底できません。なぜか?例えば100万円でcis氏と全く同じタイミングでエントリーしたとしても、100万円という金額がメンタルに及ぼす影響が全然違います。150万に増えたとして200億円の資産を持ってる人の50万円と月給20万円のサラリーマンに対する50万円は全然違いますよね。よってまったく同じトレードをすることができないのです。

 

期待値とロジック


cis氏の哲学の根幹にあるものは何か?一言でいうならば期待値になるでしょうか。初心者は聖杯を求めてしまうものなので、スーパートレーダーは常に勝っていると思いがちです。実際は勝ち負けを繰り返しながら資産を増やしています。勝率はそれぞれのトレーダーで違うでしょうが、期待値を理解している彼らは負けを何とも思いません。実際は人間ですので悔しさや怒りがこみ上げることもあるでしょう、でも大きな意味では動じないのです。

期待値というものを私なりに説明しましょう。たとえば「コインを投げて表がでたら200円もらえて裏がでたら100円没収というゲーム」があるとします。すると200×1/2+(-100)×1/2=50がこのゲームの期待値となり、1回ゲームをするたびに計算上50円ずつ勝てるということになります。少ない回数では収支は安定しませんが、回数を重ねるごとに安定して資産が増えてゆきます。勝っているトレーダーはこのような期待値があると言われる手法を見つけているのです。 cis氏は本の中でロジックのあるトレードど言っており、いくつかの例が取り上げられているので是非読んでみてください。