株の初心者に向けたゲーム関連株ブログ~カーブル相場記~

6年で200万を1000万にした弱小トレーダーのうんちく(ゲーセク)

株の初心者にありがちな間違い

カーブルです。

前回のドラクエウォークの記事で書いたのですが、なぜスクエニ本体の株以外にも下請け制作会社の株が高騰することがあるのか僕なりに解説してみたいと思います。

 


例えばカルロスゴーン氏で有名な7201日産自動車の株は2019年6月6日現在750円前後です。前回でてきた9684スクエニ4000円前後です。さてどちらの会社が大きいでしょうか?

という問いに対して初心者はスクエニと答えがちだと思います。実際は時価総額で答えなければならず日産が4兆円スクエニが4000億円となり日産のほうが10倍大きいことになります。

 

時価総額って何??


時価総額=発行株式総数×現在の株価

株価に株式の枚数をかけた数値です。ゲーム的にいうならばHP(ヒットポイント)でしょうか。ちなみに国内最大の会社は7203トヨタ自動車22兆円です。上場するための基準が確か10億円なのでひとくちに上場企業といってもスライムからデスピサロまでいるような感じですね。(DQ4を例えに出すと世代がバレますね)

 

スクエニが4000億にたいして2017年に大きな値上がりをみせた4728トーセはその当時70億円でした。例えば1億円の売り上げがあった場合、時価総額によって企業に影響する大きさというのが全然変わってきます。単純にスクエニとトーセで比較するならば1/4000と1/70です。よって株価の上昇に大きく差がでるのです。

 

世に言うテンバガー(10倍)というのも低時価総額銘柄からしかほぼ起こえり得ません。例えば時価総額80兆円アップルで考えると、世界中の人がアイフォンを持っているのでアイフォンの販売台数だけで10倍になるためには宇宙人に売るしかないのかもしれません。

 

3668コロプラの時価総額


今回のドラゴンクエストウォークで開発会社になった3668コロプラは時価総額が1000億円ほどあり、天下のドラクエの開発を受注しても大相場を演じることはできませんでした。とはいっても、まだゲーム自体は配信されていないので配信後とんでもない利益をもたらしそうであるならば大相場の可能性もあると思っています。

ホンマかいな!

 

 まとめ  


 株価の額面の数字だけではなく発行株式総数をかけた時価総額で企業の大小を考えるようにしましょう。世にいう大型株とか小型株とかは時価総額の大きさであって、額面の大きさのことではありません。額面の大きい株のことは値嵩株(ねがさかぶ)といい、その反対は低位株と呼ばれます。