ゲーム関連株決算 3851日本一ソフトウェア1Q 3928マイネット2Q 6412平和1Q
こんにちは、カーブルです。今日も決算をまとめます。
3851日本一ソフトウェア(時価総額73億円)
ディズガイアが不具合で運用停止中でしたが、1Q は通期予想から考えてもいい感じだったのでしょうか。マーケットは好感したようで株価は上げています。個人的にはディスガイアというIP力がわかりかねるのであまり注目はしていません。ちなみに四季報予測値は会社予想値とほぼ同じです。
3928マイネット2Q(時価総額40億円)
つづいてはマイネットです。多くの画像を貼っております。マイネットは以前より個人的に注目していました。なぜならばこの会社はゲームを開発するわけではなく、他社が配信運営していた不採算ゲーム(不採算だけではなく会社の方針でゲーム事業を撤退の場合もあるのかも)を買い取り蘇らせる会社だからです。先日ミクシィがセガよりコトダマンというゲームを運営移管したようにゲーセクでは運営移管がトレンドになってきそうな感じもあります。その先駆けのマイネットの決算を見てみましょう。
ようするに調子に乗って採算化できるかわからないチャレンジ案件を増やしたことと、海外展開、ゲームの売り上げを伸ばそうとしたことが失敗して赤字になりましたという感じです。今後はこれらを中止してそれ以前にやってきたビッグデータやAIを用いたゲーム運営に徹し、規模成長の追求ではなく持続的利益体質の構築を進めるようです。前期にあった不正アクセスでのマイナスを取り返そうと焦ったのでしょうか。今後は現在柱のゲームサービス事業を収益の柱としてAI,5Gといった高成長分野に挑むとのことです。2021年までに売上100億円営業利益150億円目標のようです。新事業の予定が見えないので何ともいえませんが、ザックリ上記の目標の場合PERは12くらいになるでしょうか。
マイネットの今回の決算だけでは運営移管の功罪を判断することはできないかもですが、一つ言えるのは明らかな赤字のゲームは再生できないということでしょうか。逆に明らかに黒字のゲームは運営も手放さないでしょうし、やはりそんなに儲かるビジネスではないのかもしれません。それならば開発力があるのならばIPモノの下請けに徹するほうがビジネスとしては安定してると思われます。
6412平和1Q(時価総額2012億円)
つづいてはゲーム関連株とは言えないのですが、遊技機関連銘柄カジノ関連株ともいえる平和です。遊技機関連株は機械の販売台数を追えばいいだけなので決算の予測が比較的容易なのではと思い、実験的に追っています。ただ平和はゴルフ場経営もしていてセグメント比もほぼ1:1なので少し難しいです。まぁ見てみましょう。四季報予想値は会社予想値と同じです。
パチンコのほうは主要タイトル以外に8000台売れているようです。jawsが記されてないのでしょうか、推定5000台売れているようです。
2Qではパチンコ戦国乙女もでるようなので2Qの売り上げがかなり大事になりそうです。ガルパンは16000台売れているようですし追加導入もあるようなので期待できるかもしれません。1Qの数値から130億円を36000台で割ると一台あたり大体40万円と予測できます、だいたいの読み通りの数値です。ただ時価総額が大きすぎるのでよっぽどのサプライズがないと株価は動かないと思われます。