ゲーム関連株決算情報 3935エディア1Q
こんにちは、カーブルです。今日は7月12日に発表された3935エディア2020年2月期1Q決算を見てみたいと思います。
エディアは2017、2018、2019と連続赤字でした。前期に「マップラス+カノジョ」というゲームを投入しましたが、大コケで配信停止し今後は自社開発を抑制し、他社からの運営移管にシフトチェンジしはじめたようです。
4Qからの伸びは無いですが、前年同四半期比は1.88倍。
4Qから大幅なコスト削減とあるのにまだ赤字です。。。
ただのスマホゲーム屋ではなくIPを色んな面から創出しようと努力中。
一二三書房(ひふみしょぼう)公式サイト・・・6000万円で子会社化。出資比率66.7%。ライトノベル中心にオリジナルIPを創出。2018年12月23日より6417SANKYOとコミックレーベル「コミックポルカ」を発足。良さげなラノベを漫画化しアニメ化同時にパチンコパチスロ化する感じでしょうか。リゼロもラノベからのようなのでこの戦略はとても良さそうです、肝心の良さげなラノベがあればですが。。。
TEAM Entertainmentは音楽レーベルです。ゲーム音楽やドラマCDを中心としています。乙女系のようです。
ゲーム関連として大事な今後のゲーム予定です。エディア初の女性向けゲーム「和奇伝愛」を2019年にリリース予定。IPを貸してGMOが開発してる感じでしょうか、結構前から開発している感じで事前登録は2018年の4月からやってます。心配な作品ですが100%エディアが出資している感じではないのでコケてもまぁ大丈夫だろうと思います。
運営移管だと収益は小さいですがリスクもないので個人的には自社開発よりはいいと思います。強いIPを受託開発させてもらればよいのですがなかなか難しいのでしょうね。
今後ゲーム関連株は、これまでのようにどの会社も自社で適当なオリジナルものを作るという時代ではなくなり、アカツキのように既存のIPの下請けになるか、シリコンスタジオのように開発部門を手放したり、マイネットやエディアのように運営移管の流れになるのではないでしょうか。
エディアの時価総額はわたしが監視しているゲーム関連株ではいま一番低く18億円です。通期予想は会社は出していませんが、四季報では売上23億円です。このペースで行けばまぁ妥当な数値です。ゲームでいきなり勝負をかけるのではなく、ラノベからじっくりIPを育ててからゲームという流れができれば黒字化もありえるで、少し長い目で見たらいい銘柄かもしれません。