ゲーム関連株決算情報 3760ケイブ通期決算
こんにちは、カーブルです。7月11日に発表されました3760ケイブの2019年5月期本決算を見てみたいと思います。
2019年5月期は全然いいところなしでした。新作の「三国ジャスティス」をリリースするも大コケで撤退、韓国から輸入したゲーム「デビルブック」も大コケで8月にサービス終了予定。2回に及ぶ第三者割当増資で約15億円の調達しました。
コスト削減により赤字縮小ですが売り上げも落ちてます。やっぱりとってつけたような自社ゲームは厳しいですね。
3年連続赤字で売り上げも下落の一途。酷いです。
それから4Qで新株予約権の発行です。筆頭株主がAKSの吉成夏子氏になるようです。これで秋元関連銘柄確定ですが、今更感満載ですし、NGT48問題もあり正直言って大丈夫かな?って思います。(SKE48のマネジメント会社になった4712KeyHolderに新株予約権を発行したときに既に秋元銘柄なんですけどね。)
岡本吉起氏はモンストの生みの親として知られています。わたしの勝手なイメージではパズドラやモンストはスマホゲーム黎明期において大手ゲーム会社の有力IPが出てくる前にヒットしただけのゲームであり、革新的なゲームだとは思えません。吉成岡本タッグには疑問符しかありません。
自社開発をやめて受託制作となりリスクを減らすようです。有名版権が何か、レベニューシェアであるかどうか気になるところです。
調達した資金でネットクレーンゲームとeスポーツを2330フォーサイドと新規展開を模索中、そんな中吉成岡本ゲーム案件をAKS監査役の秋田英好氏より紹介されたようです。そもそもケイブはシューティングゲームに定評があり、ある意味でeスポーツに合致しているところもあるかもしれません。クレーンゲームはブランジスタの「神の手」という悪しき前例があるのであまり期待はできないと思います。個人的にはあまり期待していないのですが、時価総額も40億なのでマーケット的にはAKS吉成氏とモンスト岡本氏による新作は内容次第では反応するかもしれません。
なお2020年の来季予想は未発表となっており、四季報ではプラマイゼロ付近と予想されています。