ゲーム関連株決算情報 3911Aiming 4393バンクオブイノベーション

こんにちは。カーブルです。7月26日に発表された3911エイミング２Q決算(時価総額92億円)と4393バンクオブイノベーション３Q決算(時価総額73億円)を見てみたいと思います。今日は熱いので前半はカブトムシ君にザックリ解説してもらおうと思います。

よっしゃ、任せとけ！

１Qはなんとか黒字やったけど、２Qは大きく赤字やな。

エイミングもやはり受託開発が増えていく流れだな。オリジナルものはキツイで。社員773名のうち51名が早期退職希望。8000万円退職金として支払うが、1億2000万円の人件費アレできるらしい。スクエニとの共作「ゲシュタルトオーディン」サービス終了か。あんなの出す前から売れないってなんでわからないのかな？スクエニとしては当たればラッキーの試作品として考えてたのかもだけど・・・サービス終了で開発運営コスト削減で「よっしゃー！」ってなるのか？

マーベラスとの共作の「ログレス物語」か、ログレスは前作がヒットしてるからまぁまぁヒットするかもだね。ゲーム系IPってなんだろう。しばらく前にディライトワークスと共作するってことで株価が上昇したけど、FGOがヒットしてるからといってディライトワークスと組めばヒットしますってことではないと思う。Fateが凄いのであってディライトワークスが凄いとはならないのではないかな。

四季報予想では通期営業利益0付近となっているけど、このままでいくとマイナス10億円くらいなんじゃないかな。ログレスの新作がどうなるかにかかってると思う。

続いてバンクオブイノベーションです。決算と同時に発表された「当社経営に関する考え方及び方針等」に「たくさん作ってそのうちのから１つヒットがでればいいではなく、ヒットするものだけを作る」と書かれていますが、それができれば誰も苦労しないなと思ったり。。。あと珍しいことに「自社IPを育ててゆきたい」とも書かれています。昨今のゲーセクの流れはいかにヒットする確率が高いIPを獲得できるかが焦点となっているだけに、自社IPで黒字のここには期待したいです。

収益の柱は「ミトラスフィア」と「幻獣契約クリプトラクト」、売上は落ちたけど、広告宣伝費抑制によって利益が拡大したようです。

今後の展開はRPG新作2本開発中とスマホゲーム以外の新規事業。既存の2本がさほどセルランで上位にいないにもかかわらず黒字になっている珍しい会社です。運営が上手なのかもですね。新作の2本も十分練られてから出てくるでしょうから、ヒットすれば株価的にはおもしろくなりそうです。既存2作の中国配信は2019年9月期中から来期の第1四半期中(10,11,12)。事前登録など追ってゆきたいですね。